地盤沈下・液状化現象と
エアロハウス

 一般の木造建築は地震などによる地盤の沈下や隆起また液状化現象などにより、基礎が水平を保てなくなって建物が傾いてしまった場合、元の状態への修復は困難です。一般の木造建築は基礎の上に積み木のように積み重ねて建てられているので、基礎にずれが生じた場合には基本的には上を全部取り除かないと修復が難しいのです。
外見上は壁にヒビが入ったくらいで家は一見無事に見えても、内部の柱などにズレが生じて安全な強度保てずに、建て替えの判定が出てしまうという場合も多いです。

一般の木造建築の場合

 エアロハウスは飛行機などで使われているモノコック構造(セミモノコック構造)で造られていて、その強固な構造体はそれ自体で独立していています。そのため斜めになってもずれたり崩れたりすることはないので、地盤沈下や液状化で基礎が水平を保てなくなった場合でも、あとで構造体を持ち上げて基礎を水平に直すだけで修復が可能です。

エアロハウスの場合

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