エアロハウスの構造

 エアロハウスは航空機などに使われるセミ・モノコック構造を採用しているため、内部に柱のない大きな空間や大きな開口部(窓)を実現しながら、地震に対しては充分な強さをもっています。エアロハウスの基本構造は移動を前提に考えられたものなので、その構造体は斜めにしても逆さにしても壊れることはありません。従来の一般木造建築の耐震の考え方とは発想の段階から違うと言えるでしょう。

エアロハウスTG(ToGo)

エアロハウスTGは、小さい家と移動する家のために新しく考案された木造ユニット工法で建てられたエアロハウスです。
柱と梁のみで構成される構造体は完全なモノコック構造で非常に頑丈です。

 

エアロハウスTGについての詳しい説明はこちら
http://togo.aerohouse.net

構造計算

エアロハウスは大きな建物と同様に構造計算をおこない、綿密な計算の上強度を確認して建てられます。実は木造2階建て等の建物は建築基準法に定められた仕様規定を守ることで建築時の構造計算は義務付けられておらず、多くの木造建築は構造計算をしないで建てられています。

エアロハウスは、日本でトップクラスの構造設計事務所とのコラボレーションにより開発したものです。今まで建てられたすべてのエアロハウスは、日本を代表する構造設計家渡辺邦夫が主宰の構造設計集団SDG出身である3名の構造設計家によって構造計算されています。